北海道開発局i-Con奨励賞2021を受賞しました。(2年連続2回目)

北海道開発局i-Con奨励賞2021表彰式が令和3年10月18日(月)、北海道開発局研修センターで執り行われ、北海道開発局長 橋本 幸 様より表彰状をいただきました。
「北海道開発局i-Con奨励賞」は令和2年度に創設され、建設現場における生産性向上の優れた取組を表彰することにより、建設産業に携わる企業のi-Construction導入に向けた意欲向上を図ると共に、優れた取組事例を広く周知することで、より一層のi-Construction推進を目的としており、弊社は2年連続2回目の受賞となります。
今年度は業務15団体・工事23団体が受賞、弊社で施工した「石狩川改修工事の内 長都南20号樋門外工事」及び「北海道横断自動車道 陸別町 陸別東改良工事」の2件が選出されました。
長都南20号樋門外工事は、軟弱地盤上でのICT施工を活用し、機械土工のみの施工を行い、安全性の向上と労務削減、旧樋門取壊しの寸法検収では、門柱部の形状が複雑で高所作業が必要でしたが、地上波レーザースキャナーを活用し撤去寸法を検収することで計測時の転落防止、作業の省人化が図られました。
陸別東改良工事は、狭隘且つ急峻な地形で道路線形が8本も複雑に混在する箇所であったため、UAVによる起工測量によりCIM(3次元モデル)化し、ICT建機による施工・出来形管理、土量管理、仮設道路計画等に一体的に活用し、赤外線映像カメラ搭載ドローンによる施工管理やWEBカメラの設置、遠隔臨場により生産性を向上。また、地元の小学校の児童・教員を対象とした現場見学会を開催し、ICTを含めた建設業の紹介を積極的に行ったことが高く評価されました。
このような賞を頂いた事に感謝するとともに、工事やセミナー等に関係された皆様に厚く御礼申し上げます。
今後も更なる生産性の向上を目指し、日々研鑽に励み努力して参ります。

執行役員副社長 戸松 義博

受賞工事のi-Con取組内容はこちら

工 事 名:石狩川改修工事の内 長都南20号樋門外工事
発 注 者:北海道開発局 札幌開発建設部
受 注 者:宮坂建設工業株式会社
監理技術者:瀬 日出海

工 事 名:北海道横断自動車道 陸別町 陸別東改良工事
発 注 者:北海道開発局 帯広開発建設部
受注者名:宮坂建設工業株式会社
監理技術者:樽見 真人