長距離岩盤対応型泥水式推進工法(DH-L)

1.概要

 本工法は推進機・推進装置・還流設備・処理装置等により構成され、作泥した泥水を送水し、送泥水圧と排泥水圧バランスにより切羽内に圧力を付与しながら掘削を行うことで、掘削箇所の安定を図り、掘削した土砂を泥水として液体輸送し処理機内で土砂と水に分離して効率良く土砂の排出を行います。

2.特徴

  • 長距離推進が可能
  • 高トルクの破砕機構と多彩なカッタディスクにより、広範囲の地質に適用できる
  • ローラービットによる面板破砕と、コーンクラッシャによる破砕機構により効率の良い岩盤掘削が可能
  • ビット交換用マンホールを装備し、機内からビット交換ができる構造を有する
  • 各種装置は遠隔操作となり、機内が無人化されるため安全である。

3.フローチャート

4.施工状況