ケーブルエレクション直吊り工法

工事説明

 当工事は佐幌ダム湖活用環境整備事業に伴い、年々利用者が増加する傾向にあることから町道北新内線の道路拡幅工事を行い、交通の利便性を向上させ併せて地域の振興と活性化を図るものです。

工事概要

 当工事は、町道北新内線の拡幅工事に伴う橋梁新設工事であり、橋長100m、支間長98mの下路式ランガー橋の新設とEPSを利用した軽量盛土道路を含んだ工事です。

当工事箇所は桁下に佐幌ダム湖があり、ベントが設置できないため、32mの鉄塔2基を用いたケーブルエレクション直吊り工法を採用しました。

ケーブルエレクション直吊り工法は、鉄塔設備を移動式クレーンなどで組み立て、直吊り設備とケーブルクレーン設備を組み立てます。次に架設部材をケーブルクレーンにて吊り込み、直吊り設備の受け梁で支持しながら、逐次架設していく工法で、耐風設備や架設時の強度計算、形状管理など、高度な技術を要する工法です。

施工フロー

施工実績

町道北新内線 改良工事(佐幌大橋上部工)(ゼロ国)