帯広三条高校生の企業見学を受け入れました。

北海道帯広三条高等学校では、1年次「総合的な探求の時間」において、身近な地域について探究的な学びを深め、地域との連携や協働を通じて、生徒の思考力や判断力、表現力を伸長することを目的に、地域をテーマ軸とした探求活動を実施しております。
この中で、防災をテーマに探究活動を実施しているグループがあり、活動の一環として最先端の防災活動に取り組んでいる当社を見学したいと学校側より申し出があり、令和5年11月17日に1年生5名の見学を受け入れました。
当日は、当社の会社概要や防災活動(24時間防災体制・地域防災訓練・親子防災教室など)について説明した後、2016年広島県土砂災害や2018年胆振東部地震の際に実際に行った被災地支援活動について動画を視聴していただきました。その後、当社社屋や防災センター棟の防災設備や非常食の備蓄など、当社役職員とその家族・社屋の半径300m以内に住む地域住民が当社社屋に3日間避難する事を想定した設備について説明し、実際に見学していただきました。
生徒たちは、胆振東部地震の際のブラックアウトの経験や学校での事前活動により、防災について非常に興味関心を持っており、見学後の質疑応答においても多くの質問が寄せられました。
最後に生徒たちより、「学校に戻ってから見学で知った事を発表し、まずは自分たちの周りから防災についての意識を高めていきたい」と感想をいただきました。
当社といたしましても、防災企業として24時間防災体制や地域防災訓練等の取り組みを続けていくとともに、今回のような学生の企業見学等を通じ防災の大切さについて発信し、地域社会全体の防災意識を高めていきたいと考えております。