第33回 地域防災訓練を開催しました。

令和7年9月10日(水)、旧帯広南商業高校跡地・北広島河川防災ステーションの2会場において「第33回 地域防災訓練」を開催いたしました。
弊社は大正11年創業以来、一貫して創始者の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、地域に貢献できる防災企業を目指し、さまざまな防災活動を実践しております。
日頃より、弊社では大規模な災害から地域の皆様の安全を確保するためBCP(事業継続計画)を作成し、発注者との連携のもと、協力会社を含め24時間防災体制を確立し、いつでも迅速に出動できる態勢を整えております。
弊社主催の防災訓練は、平成5年の釧路沖地震以降、災害発生時の緊急対応能力を高めるために継続して行っておりましたが、平成15年の十勝沖地震を受け、地域の皆様の防災意識を高め、災害時の被害を軽減することを目的に地域住民参加型防災訓練として実施しております。
当日は、第1部として本社と札幌支社の連携による「災害対策実施訓練」を実施しました。午前8時40分に北海道各地で震度6弱の地震が発生したことを想定し、全役職員の安否確認を行うとともに、帯広会場と北広島会場にそれぞれ災害対策本部を設置しました。安否確認を集計した後、すぐに各工事事務所と連絡を取り合い、BCPに基づき衛星電話や無線機・スマートフォンを使用して河川・建物・現場の点検パトロールを実施し、被害状況を確認しました。
その後、第2部として午前10時より一般公開訓練を開始しました。関係機関・企業の皆様にご協力いただき、標的注水訓練実演や水防訓練(土のう作り・積み)、がれき救出訓練、消火訓練(バケツリレー・水消火器)、応急処置・救護の実演、地震体験車の試乗、ロープ結び体験、煙体験、車両展示、避難シミュレーションゲーム、防災教室、防災グッズ・パネルの展示などを実施しました。また、炊きだし訓練では宮坂カレー3,000食を完食していただき、大好評でした。
訓練には、地域の皆様をはじめ、お取引先や帯広工業高等学校、帯広農業高等学校、帯広南商業高等学校、帯広大谷高等学校、帯広市立柏小学校、帯広市立東小学校の児童生徒など4,500名にご参加いただきました。
また、北広島会場でも、帯広会場と同様に午前10時より一般公開訓練を実施し、地域の皆様をはじめ、お取引先や北広島市立西の里小学校の児童など1,100名にご参加いただきました。
北広島会場においても、関係機関・企業の皆様にご協力いただき、救護訓練(心肺蘇生法・AED取扱)、水防訓練(積み土のう・月の輪工法)、体験訓練(ロープ結び・煙体験・地震体験車試乗・地下浸水体験・ドローン操作体験)、各種展示(災害パネル・非常食試食・緊急車両・防災救援グッズ)などを実施しました。さらに、今回より北広島会場でも炊きだし訓練を実施し、来場者の皆様に宮坂カレー800食を振る舞い、帯広会場と同様にご好評をいただきました。
今回の訓練には、両会場合わせて過去最多となる5,600名の方々にご参加いただきました。お忙しい中ご協力いただきました関係機関・企業の皆様、そしてご来場いただいた地域の皆様に心より御礼申し上げます。
今年も全国で自然災害が頻発し、7月のカムチャツカ地震では各地で津波による避難指示が発令され、8月の豪雨では北海道渡島地方で土砂災害、鹿児島県では広範囲な浸水被害が生じるなど甚大な被害が相次ぎました。さらに、災害級の猛暑や局地的豪雪など災害の種類が多様化し、いつどこでどのような災害が発生するか予測できない状況となっております。
弊社は、今後も防災企業として24時間体制で地域防災活動を継続するとともに、地域の皆様とともに災害に強いまちづくりを進めていく所存です。

TVニュース等で実施の様子が報道されましたので、ご覧ください。
NHKニュース(NHKのサイトへ移動します)
HBCニュース(HBCのサイトへ移動します)
UHBニュース(UHBのサイトへ移動します)
STVニュース(STVのサイトへ移動します)
TVhニュース(TVhのサイトへ移動します)

協力関係機関・企業一覧(帯広会場) ※順不同
官庁 北海道開発局帯広開発建設部 災害パネル・対策本部車展示
陸上自衛隊第5旅団(第4普通科連隊) 車両展示(ヘリコプター・小型装甲車)、がれき救出訓練
自衛隊帯広地方協力本部 自衛隊PR
気象庁帯広測候所 台風やゲリラ豪雨等の写真パネル展示
北海道十勝総合振興局 災害対応パネル展示
北海道釧路方面帯広警察署 パトカー展示
北海道警察釧路方面本部十勝機動警察隊 白バイ展示
北海道警察本部警備部機動隊 指揮車両展示
北海道大学(SIP) 帯広市街地浸水シミュレーション展示
帯広市 会場、学校関係
帯広市教育委員会 帯広市立柏小学校・帯広市立東小学校の児童参加
とかち広域消防局帯広消防署 消防車両展示、がれき救出訓練、煙体験、応急処置・救護の実演
帯広市消防団 標的注水訓練実演、消火訓練(バケツリレー)
民間 東日本高速道路㈱北海道支社帯広管理事務所 高速道路パトロール車両展示
日立建機㈱・日立建機日本㈱ 双腕建設機械(アスタコ)瓦礫撤去・救出訓練
北海道電力ネットワーク㈱道東統括支店 電源車両展示
㈱まつもと薬局 防災教室
医療法人社団刀圭会・社会福祉法人刀圭会 エコノミー症候群対策の体操実演
㈱オカモト ストレッチ教室・AED設置マップの紹介
㈱カナモト 水素専焼ジェットヒーター実証
エネハウス展示
ALSOK北海道㈱帯広支社 防災グッズと非常時設備の紹介
北海道新聞社帯広支社 取材協力
十勝毎日新聞社 取材協力
一般社団法人北海道LPガス協会十勝支部 プロパンガス使用による実演
帯広NPO28サポートセンター 炊き出し訓練
帯広ライフサポート協会 応急処置・救護の実演、防災教室
㈱ムラカミ 防災グッズの展示
㈱北肥アグリン 防災グッズの展示
㈱サトレン 防災グッズの展示
㈱ジョイフルエーケー帯広店 防災グッズの展示
エアロトヨタ・㈱北海道朝日航洋 非常用ドクターヘリの紹介
㈱ドコモCS北海道北海道東支店 移動基地局車の展示
NECネッツエスアイ㈱ 災害発生時の情報通信システムの紹介
協力関係機関・企業一覧(北広島会場) ※順不同
官庁 北海道開発局札幌開発建設部
千歳川河川事務所・江別河川事務所
防災災害パネル展示、水防訓練
空知総合振興局札幌建設管理部 防災災害パネル展示、水防訓練
北海道札幌方面厚別警察署 緊急車両展示(パトカー・指示車)
北広島市 会場、学校関係
北広島市消防署 水消火器取扱、煙体験、緊急車両展示
民間 一般財団法人北海道河川財団 ロープの結び方、水防訓練
日立建機日本㈱ 車両展示
㈱アクティオ 防災グッズの展示
日本仮設㈱ 防災グッズの展示
日本ロマックス㈱ 防災グッズの展示
㈲セイエー防災 地震体験車の試乗
アテンド 救護訓練
㈱ムラカミ 防災グッズの展示
㈱ナカジマ薬局 防災グッズの展示、災害救援車展示

 

諏訪神社の清掃奉仕活動・安全祈願を実施しました。

令和7年9月3日(水)、札幌市の諏訪神社において清掃奉仕活動を実施いたしました。
弊社は、創始者の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、社会貢献活動の一環として地域への恩返しの思いを込め、諏訪神社例大祭に備えた神社の清掃奉仕活動を平成18年度から行っており、今回で16回目となります。
当日は札幌支社役職員約40名が参加し、神社周辺や境内の清掃と落ち葉拾集を実施いたしました。
清掃終了後には、神社本殿において安全祈願を行い、無事故・無災害を誓いました。

常務執行役員札幌支社業務担当 向山 僚

 

「おびひろキッズタウン2025」に出展しました。

令和7年8月30日(土)、よつ葉アリーナ十勝において開催された「おびひろキッズタウン2025」に出展いたしました。
このイベントは、帯広市・帯広市教育委員会・㈱オカモト様の主催により、キャリア教育の一環として子どもたちがさまざまな職業・社会体験にチャレンジし、社会のしくみや働くことの意味、仕事の面白さ、お金の価値について理解を深めることを目的として、帯広市内の小学校・義務教育学校4年生を対象に開催されています。今回で11回目の開催となり、当日は27の企業・団体がブースを出展し、約260名の子どもたちが参加しました。
子どもたちは、仮想の町「おびひろキッズタウン」に設けられた各企業のブースでさまざまな職業を体験し、体験を終えると「じゃが」という仮想通貨が給与として支給され、それを使って会場内での買い物を楽しみました。
弊社は昨年に続き2回目の出展となり、「身近なものを使った橋づくり体験」を実施しました。参加した子どもたちは割り箸を巧みに組み上げて「ダヴィンチの橋」を作成し、地図上の川に橋を架けました。自らの手で町の一部を造る体験を通じて、ものづくりの楽しさや建設業の魅力を感じていただくことができました。
弊社のブースには約200名の子どもたちが訪れ、何度もチャレンジする熱心な姿も見られました。「このブースが一番面白い!」「大きくなったら本物の橋を造ってみたい!」といった嬉しい感想も多数いただきました。また、付き添いの保護者の方々からも「子どもが夢中になる姿を見られて良かった」「普段触れる機会のない建設の仕事について知ることができた」といった声が寄せられ、ものづくりや建設業の社会的役割についても関心を持っていただき、大変ご好評をいただきました。
今後も弊社は、キャリア教育などの取り組みに積極的に協力し、ものづくりの楽しさや建設業の魅力を次世代に伝える活動を継続していく所存です。

 

第33回 地域防災訓練のお知らせ

【帯広会場】 【北広島会場】

令和7年9月10日(水)午前10時より、旧帯広南商業高校跡地および北広島河川防災ステーションにおいて、弊社主催の第33回地域防災訓練を開催いたします。
弊社では、創始者の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、地域に貢献できる防災企業を目指し、24時間体制を確立して様々な防災活動を実践しております。
今年度も、帯広会場では標的注水訓練や水防訓練、がれき救出訓練、地震体験車の試乗体験、避難シミュレーションゲームなど多くの訓練を実施いたします。北広島会場でも、救護訓練や水防訓練、ドローン操作体験など様々な体験型訓練を実施いたします。
また、今回より帯広会場に加えて北広島会場でも炊きだし訓練を実施し、大好評の宮坂カレーを帯広会場では3,000食、北広島会場では800食用意いたしますので、ぜひご賞味ください。
最近では、全国各地で地震・津波や記録的豪雨など自然災害が相次いでおり、また災害級の猛暑や豪雪など災害の種類も増え、いつどこで災害が発生するかわからない状況となっております。
今だからこそ、防災を学ぶ場として、地域防災訓練の内容を拡充し開催いたしますので、帯広会場・北広島会場ともに皆様のご来場を心よりお待ちしております。

【帯広本社】
日 時 令和7年9月10日(水)10:00~14:00
会 場 旧帯広南商業高校跡地(帯広市西17条南5丁目21番)
入場料 無 料
その他 ご参加いただいた方には、防災グッズ等のプレゼントあり‼
※詳細は、こちらのリーフレットをご覧下さい

【札幌支社】
日 時 令和7年9月10日(水)10:00~12:00
会 場 北広島河川防災ステーション(北広島市共栄586番地)
入場料 無 料
その他 ご参加いただいた方には、防災グッズ等のプレゼントあり‼
※詳細は、こちらのリーフレットをご覧下さい。

第32回地域防災訓練(令和6年度)の様子はこちら

お問い合わせ先
宮坂建設工業株式会社
帯広本社 TEL 0155-23-9151(担当:防災管理担当 稲船・武山)
札幌支社 TEL 011-736-1821(担当:防災管理担当 河合・木下)

 

 

帯広市内の各中学校へ陰圧テントを貸し出しました。

7月に入り全国的に気温が上昇し、帯広市では災害級の猛暑を記録しました。こうした状況を受け、弊社では令和7年7月23日(水)に帯広市立帯広第八中学校へ医療用陰圧テント(冷房設備付き)を貸し出しましたところ、生徒の皆様や学校関係者の方々から大変ご好評をいただきました。
この取り組みが市内各中学校に伝わり、8月に入っても依然として厳しい暑さとなる日があることから、屋内屋外問わずさまざまな部活動の熱中症対策として、帯広市教育委員会を通じて複数の中学校より貸し出しのご依頼をいただきました。
弊社では地域の子どもたちの安全を最優先に考え、弊社の陰圧テントを有効活用していただいております。

学 校 名 期間
帯広市立西陵中学校 令和 7年 7月28日(月)~  8月18日(月)
帯広市立帯広第七中学校 令和 7年 7月29日(火)~  8月  5日(火)
帯広市立帯広第五中学校 令和 7年 7月30日(木)~  8月  6日(水)
帯広市立帯広第一中学校 令和 7年 8月  1日(金)~  8月18日(月)
帯広市立帯広第四中学校 令和 7年 8月  5日(火)~  8月19日(火)
帯広市立翔陽中学校 令和 7年 8月  6日(水)~  8月19日(火)
帯広市立大空学園義務教育学校 令和 7年 8月25日(月)~  9月  8日(月)

 

テントを利用した生徒からは「涼しくて快適」「集中して練習に取り組める」といった声が聞かれ、練習の合間の休憩時間や水分補給時の避暑場所として熱中症予防に大いに活用していただきました。また、指導者の方々からも「安心して練習に集中できる環境が整った」とのお言葉をいただいております。
今後も弊社は、創始者遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、地域が必要としている取り組みに対し、地域に寄り添い、地域に根差した活動を継続してまいります。

 

令和7年度 北海道開発局優良工事等表彰(釧路開発建設部長表彰)を受賞しました。

令和7年度 北海道開発局優良工事等表彰(部長表彰)において、釧路開発建設部長 畑山朗様より部長表彰ならびに技術者表彰を道路部門において受賞いたしました。
今回受賞した「一般国道44号 厚岸町 サンヌシ改良工事」は、一般国道44号尾幌糸魚沢道路事業の一環として、サンヌシ地区における軟弱地盤改良工事を実施しました。工事現場の下流域には国定公園と厚岸湖があるため、周辺環境の保全に細心の注意を払い、現地に適した工法を選定しました。
また、ICT技術を積極的に活用することで作業効率と安全性を大幅に向上させ、冬期施工を回避して高品質な施工を実現することができました。さらに、職業体験や現場見学会を通じた情報発信により担い手確保に努めるとともに、生産性向上や安全性確保、CO₂削減などの環境対策にも積極的に取り組みました。
さまざまな条件がある中での施工となりましたが、発注者および地域の皆様と綿密な打ち合わせ・工程フォローアップを行ったことにより、発注者ニーズに最大限応えて指定工期内に完工し、信頼と評価をいただきました。
このような栄誉ある賞をいただけたことに深く感謝するとともに、本工事に関係されたすべての皆様に厚く御礼申し上げます。
今後もさらなる安全確保や品質管理の徹底、技術力向上を図るため、日々研鑽していきたいと思っております。

執行役員副社長 阿部 忍

【道路部門】
工事名:一般国道44号 厚岸町 サンヌシ改良工事
発注者:北海道開発局 釧路開発建設部
受注者:宮坂建設工業株式会社
監理技術者:石川 英明

 

令和7年度 北海道開発局優良工事等表彰(帯広開発建設部長表彰)を受賞しました。

令和7年度 北海道開発局優良工事等表彰式(部長表彰)が令和7年7月30日(水)、帯広第2地方合同庁舎において執り行われ、帯広開発建設部長 空閑健様より部長表彰ならびに技術者表彰を道路部門において受賞いたしました。
今回受賞した「北海道横断自動車道 陸別町 勲祢別南道路改良工事」は、北海道横断自動車道の小利別~陸別間にある勲祢別区間において実施した工事で、他工事から搬入した土砂を土質改良し、その改良土を使用して延長1,100mの盛土を構築しました。
携帯電話が通じない地域での施工となりましたが、Wi-Fi環境を整備することで情報連絡体制を確立しました。また、WEBカメラを設置したことにより、現場事務所・本社・発注者が遠隔で現場状況を確認できるようになり、効率的な現場運営を実現しました。
さらに、気候変動の激しい地域での施工であったため、土質改良の品質確保に特に注力しました。加えて、UAV測量を活用した土量管理により、作業の省力化と生産性向上を達成しました。
厳しい条件がある中での施工となりましたが、発注者および関係者の皆様と綿密な打ち合わせ・工程フォローアップを行ったことにより、発注者ニーズに最大限応えて指定工期内に完工し、信頼と評価をいただきました。
このような栄誉ある賞をいただけたことに深く感謝するとともに、本工事に関係されたすべての皆様に厚く御礼申し上げます。
今後もさらなる安全確保や品質管理の徹底、技術力向上を図るため、日々研鑽していきたいと思っております。

執行役員副社長 阿部 忍

【道路部門】
工事名:北海道横断自動車道 陸別町 勲祢別南道路改良工事
発注者:北海道開発局 帯広開発建設部
受注者:宮坂建設工業株式会社
監理技術者:中原 孝行

 

令和7年度 北海道開発局優良工事等表彰(札幌開発建設部長表彰)を受賞しました。

令和7年度 北海道開発局優良工事等表彰式(部長表彰)が令和7年7月30日(水)に札幌開発建設部において執り行われ、札幌開発建設部長 平山大輔様より部長表彰ならびに技術者表彰を道路部門において受賞いたしました。
今回受賞した「一般国道231号 札幌市 新琴似跨線橋補修外一連工事」は、橋梁の長寿命化対策として「経年劣化」による損傷部分の補修を実施し、安全かつ安心な通行確保を担うために橋梁の健全性を向上させる工事です。
本工事は、厳冬期の施工の中、日々交通開放となるため防寒囲いを設置し、給熱養生を行いながら超速硬コンクリートを使用して強度を発現させる工事となりました。
交通規制開始までに施工箇所100m程度の除排雪を実施するなどの施工提案を行いながら安全・品質の確保に尽力することで無事故無災害での完工となり、発注者の信頼と評価をいただきました。
このような栄誉ある賞をいただけたことに深く感謝するとともに、本工事に関係されたすべての皆様に厚く御礼申し上げます。
今後もさらなる安全確保や品質管理の徹底、技術力向上を図るため、日々研鑽していきたいと思っております。

専務執行役員札幌支社長 河原崎 直人

【道路部門】
工事名:一般国道231号 札幌市 新琴似跨線橋補修外一連工事
発注者:北海道開発局 札幌開発建設部
受注者:宮坂建設工業株式会社
監理技術者:中村 敬一

 

令和7年度 北海道開発局優良工事等表彰式において局長表彰を2部門で受賞しました。

令和7年度 北海道開発局優良工事等表彰式が令和7年7月29日(火)に札幌第1合同庁舎において執り行われ、北海道開発局長 遠藤達哉様より局長表彰ならびに技術者表彰を2部門で受賞いたしました。
北海道開発局では、工事または業務に関し特に成績優秀であり、他の模範として推奨するに値すると認められる場合に、当該受注業者および技術者を表彰することとしております。工事部門では、令和6年度に完了した工事1,318件の中から創意工夫や困難な条件を克服し、顕著な成績を上げた工事29件が選ばれました。
今回受賞した2工事のうち、河川部門の「十勝川直轄砂防事業の内 戸蔦別川流木止め外工事」は、山間部渓流に位置するため大雨による急激な増水や積雪量が多く工程に影響を与え、厳しい現場条件でした。
施工にあたり、作業員や重機械を増員する施工体制を整備するとともに、工期短縮が可能な仮設資材の導入などの工夫を施しました。また、気象情報をリアルタイムで監視しながら降雨・降雪予測を行い、迅速に対応できる体制を構築し、工事中災害のリスクを低減させました。安全対策として、作業員と重機の接触防止対策として双方に警報装置を取り付け、作業員や重機の安全確保に配慮しました。環境対策としては、水質事故防止のための緊急資材を常備したほか、周辺住民等へ工事便りを配布し工事への理解や協力に対するコミュニケーションを図るなど建設業界のイメージ向上を行い、他の模範となる取り組みを積極的に実施しました。
農業部門の「芽室川西地区 北かわにしファームポンド外一連工事」は、ファームポンドと分水工が隣接し、配管・鉄筋・型枠作業が複雑に入り組む中多くのコンクリート打設が必要となり、厳しい現場条件でした。
施工にあたり、自動鉄筋結束機の活用による鉄筋作業の効率化およびスパイラル内部振動機の活用によるコンクリートの品質向上に努めました。また、3次元データを作成した上で型枠のユニット化や鉄筋の干渉チェックを行うなど、CIMの積極的な活用により作業の効率化を図り、生産性向上を実現するなど数多くの創意工夫を積み重ねました。さらに、吊荷監視カメラとトランシーバーによる安全対策を実施したほか、照明のLED化やICT建機を用いた重機稼働日数の短縮など脱炭素化に向けた環境対策を実施しました。加えて、インターンシップや現場見学会の積極的な受け入れを行い、担い手確保を図るなど他の模範となる取り組みを行いました。
このような栄誉ある賞をいただけたことに深く感謝するとともに、各工事に携わられたすべての関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
今後もさらなる安全確保や品質管理の徹底、技術力向上を図るため、日々研鑽していきたいと思っております。

執行役員副社長 阿部 忍

【河川部門】
工事名:十勝川直轄砂防事業の内 戸蔦別川流木止め外工事
発注者:北海道開発局 帯広開発建設部
受注者:宮坂建設工業株式会社
監理技術者:平 隆行

【農業部門】
工事名:芽室川西地区 北かわにしファームポンド外一連工事
発注者:北海道開発局 帯広開発建設部
受注者:宮坂建設工業株式会社
監理技術者:須田 隆志

 

令和7年度 工事成績優秀企業認定書をいただきました。(12年連続15回目)

令和7年7月29日(火)、札幌第1合同庁舎で執り行われた工事成績優秀企業の認定書授与式において、北海道開発局長 遠藤達哉様より令和7年度 工事成績優秀企業認定書をいただきました。
北海道開発局では、令和5年4月1日から令和6年3月31日に完成した一般土木・舗装・鋼橋上部・PSコンクリート・しゅんせつ・グラウト・維持の7工種2,405件を対象に、3件以上受注した企業のうち工事施工成績平均80点以上の企業を『工事成績優秀企業』として認定しております。
弊社は、令和5年度から令和6年度の完成工事が49件で平均点が80.5点となっており、本認定書をいただくのは12年連続15回目となります。
なお、認定優秀企業は、認定ロゴマークの使用や中間技術検査免除措置、総合評価落札方式での加点などの優遇措置を受けることができます。
このような栄誉ある賞をいただけたことに深く感謝するとともに、各工事に関係されたすべての皆様に厚く御礼申し上げます。
今回の受賞を励みに、今後も生産性や安全性・品質の向上を目的としたICT・BIM/CIM等の活用でさらなる技術力向上を目指して日々研鑽に励み、より高い評価が得られるよう社員一丸となり努力してまいります。

執行役員副社長 阿部 忍

 

北海道科学大学で測量実習および炊き出し訓練を実施しました。

令和7年7月29日(火)、北海道科学大学において測量実習および炊き出しによるカレーの提供を実施いたしました。
弊社では、北海道科学大学様からの依頼により技術職員を派遣し、学生の皆さんにICTを活用した最新の測量技術やインフラDXについて学び、実際に体験していただくことを目的に、授業の一環として測量実習を行っております。
当日は工学部都市環境学科3年生(43名)を対象に、「地上レーザースキャナによる計測」や「ドローンによる写真測量」、「ワンマン測量(自動追尾型の測量機器、従来2名で実施していた測量を1人で簡単にできるシステム)」、「iPadを活用したAR(拡張現実)」などについて学んでいただきました。
参加した学生からは、「最新の測量機器を実際に操作でき、将来の進路について考える良いきっかけになった」「測量技術の重要性と可能性を実感できた」といった嬉しい声をいただき、建設業界の革新性と魅力を若い世代に伝えることができました。
また、昼食には災害時対応訓練を兼ね、炊き出しで400人分の特製カレーライスを提供いたしました。学生からは「建設会社がこんなに美味しいカレーを作れるなんて!」と大好評で、見事に完食していただきました。
今回の取り組みを通じて、最新技術を駆使して社会インフラを支える建設業の革新性と社会貢献性を知っていただくことで、業界の担い手不足解消に少しでも寄与できれば幸いです。
建設技術は日々進化しており、弊社も学生の皆さんの熱意に負けないよう、常に技術力向上に努め、より良い社会基盤づくりに邁進いたします。

常務執行役員 稲船 晃

 

札幌市と釧路市に車椅子を、帯広市にはエアーマットを寄贈しました。

令和7年6月23日(月)に社会福祉法人 札幌市北区社会福祉協議会へ、7月23日(水)に釧路市へ車椅子3台を、7月29日(火)には帯広市へおひるねエアーマット20枚を寄贈し、同協議会会長 成田恭一様、釧路市長 鶴間秀典様、帯広市長 米沢則寿様より感謝状をいただきました。
弊社では、平成20年より廃品回収業者のリサイクルポイント制度(事務所や現場から発生した新聞紙や鉄くずなどの廃棄物をポイント化する制度)を活用して貯まったリサイクルポイントを車椅子と交換し、本社を構える帯広市、および支社・支店を設けている札幌市・釧路市の3市に毎年3台ずつ寄贈しております。
この取り組みは今年で18年目を迎え、累計の寄贈台数は165台となりました。また、帯広市につきましては、昨今の社会情勢の変化や要望を踏まえ、今年度は車椅子に代えて子どもたちが昼寝や休憩時に使用するエアーマットを寄贈いたしました。
今後も、創始者の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、社会福祉や子育て環境の向上に少しでも貢献できるよう、地域のニーズに応じた活動を継続してまいります。

 

『第8回 親子防災教室』を開催しました。

令和7年7月26日(土)、午前9時より帯広市内のよつ葉アリーナ十勝において「第8回 親子防災教室」を開催いたしました。
弊社では、創始者の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、地域に貢献できる防災企業を目指して24時間体制を確立し、様々な防災活動を実践しております。
この親子防災教室は、平成26年に発生した広島土砂災害での支援活動をきっかけに、防災教育を通じた地域の皆様の防災意識向上を目的として、平成27年より開催しております。
最近では、全国各地で地震や大雨などの自然災害が相次いでおり、また災害級の猛暑など災害の種類が年々広がっていることから、防災への関心はますます高まっております。
そのような状況の中、当日は過去最多となる800名の皆様にご来場いただき、帯広市・帯広市教育委員会のご後援と、北海道大学・とかち広域消防局帯広消防署・㈱まつもと薬局様・帯広ライフサポート協会様のご協力のもと、「親子でPUSHコース体験(模擬AEDを使用した救急蘇生講習)」、「こどもお薬応援隊」、「身の回りのモノを使った応急手当」、「防災AR体験」、「ミニドローン操縦体験」「災害シミュレーション展示」などを実施いたしました。
また、今回よりよつ葉アリーナ十勝での開催となり、会場が1つになったことでより多くのブースをスムーズに体験していただくことができ、多くの家族に楽しみながら学んでいただきました。
今回、ご来場いただいた地域の皆様をはじめ、親子防災教室にご協力いただいたすべての機関・関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
この親子防災教室で学んでいただいたことが、いざという時に地域の皆様のお役に立てれば幸いと存じます。

※TVニュースで実施の様子が放送されましたので、ぜひご覧ください。
UHBニュース(UHBのサイトへ移動します)

 

熱中症対策として帯広第八中学校へ陰圧テントを貸し出しました。

令和7年7月23日(水)、帯広市立帯広第八中学校へ医療用陰圧テント1セットを貸し出しました。
7月に入り全国的に気温が上昇し、フェーン現象の影響も重なって帯広市では23日(水)36.1℃、24日(木)には38.8℃を記録するなど、例年以上の猛暑が続いております。
こうした状況を受け、弊社ではコロナ禍において使用していた医療用陰圧テント(冷房設備付き)を有効活用していただこうと帯広市教育委員会に提案。
帯広第八中学校では、女子ソフトボール部が25日(金)より旭川市で開かれる中体連の全道大会に出場を予定しており、屋外で最終調整に取り組む選手たちの休憩所として活用していただきました。
休憩中にテントに入ってきた生徒たちは口々に「涼しい!」と歓声を上げながら涼んでいました。
今後も弊社は、創始者遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、地域が必要としている取り組みに対し、地域に寄り添い、地域に根差した活動を継続してまいります。

 

日立建機日本株式会社様よりRSS感謝状をいただきました。

令和7年7月23日(水)、日立建機日本株式会社 代表取締役社長 松村孝一様よりRSS感謝状をいただきました。
この表彰は、同社の製品をレンタル・セールス・サービス(RSS)の各分野で幅広くお取引させていただいたことによるもので、弊社にとって8年連続、通算10回目の受賞となります。
今後も日立建機日本㈱様との連携を深め、i-Construction 2.0の取り組みをさらに推進することで、持続可能な地域社会の構築や安全管理・防災活動の促進に貢献してまいります。

執行役員副社長 阿部 忍

帯広畜産大学で「農業土木分野における情報化施工」について講義を行いました。

令和7年7月18日(金)、帯広畜産大学において「農業土木分野における情報通信技術(ICT)の利活用―情報化施工」をテーマに農地農村整備学の特別講義を行いました。
当日は、畜産科学課程3~4年生(58名)に対し、農業における建設業の役割を説明後、農業土木分野でのデジタル技術を活用した施工について実際の工事事例を交えて解説しました。ドローンによる測量やGPS機能付き建設機械の活用による工事効率化についても具体的に紹介し、学生たちは講義全体を通じて興味深く耳を傾け、活発な質疑応答が行われました。
現在、農業農村整備事業の現場を支える建設業界では、高齢化などによる人手不足が急速に進行し、さらに働き方改革による労働環境改善が求められています。このため、建設現場の生産性向上が不可欠であり、農業農村整備においても最新のデジタル技術の全面活用を強く推進しております。
建設業は、社会の基盤となるインフラを支え、人々の暮らしを豊かにする重要な役割を担っています。特に農業分野では、農地の整備から用水路の建設まで、食料生産を支える基盤づくりを通じて社会に貢献できるやりがいのある仕事です。今回の講義を通じて、学生たちに最新技術を活用した農業土木の将来性を感じてもらい、これからの農業の新たな可能性を探るきっかけとなれば幸いです。
今後も、弊社創始者の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、地域に寄り添いながら次世代を担う学生たちへ建設業の魅力を伝えていく所存です。

常務執行役員 稲船 晃

 

「新たな備えサポート隊 in 札幌」実行委員会に参画しました。

このたび、弊社は企業・大学・地域が連携して地域防災力を強化する「新たな備えサポート隊 in 札幌」実行委員会に参画いたしました。
弊社は、創始者の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、地域に貢献できる防災企業を目指し地域防災に取り組んでおります。
「新たな備えサポート隊in札幌」は、道内に所在する企業・大学・地域の有志が集まり発足し、令和7年7月2日(水)に札幌市と連携協定を締結いたしました。
これからの地域防災に求められる「新たな備え」の啓発と、高齢者など支援が必要な世帯への訪問を通じ、「誰ひとり取り残さない災害対応」を目指して、産官学民が連携し活動をスタートさせます。
発足初年度である今年度は、札幌市厚別区のもみじ台地区において、支援が必要な100世帯に対し、家具転倒防止器具等の取り付けや備蓄支援などのサポートを実施する予定です。
弊社は、こうした地域に根ざした防災支援の取り組みに積極的に参加し、防災企業として、今後も地域の皆さまが安心して暮らせる街づくりに貢献してまいります。
「新たな備えサポート隊 in 札幌」の詳細につきましては、以下のプレスリリースおよび公式ホームページをご覧ください。

▶プレスリリースはこちら(PR TIMES)
▶新たな備えサポート隊 in 札幌 公式ホームページ

 

令和7年度 全国安全週間パトロールを実施しました。

7月1日から全国安全週間がスタートし、本社および札幌支社、東京支店管轄の33現場において役員による安全パトロールを実施いたしました。
全国安全週間は、「人命尊重」という基本理念の下、労働災害防止活動の推進を図り、安全に対する意識と職場における安全活動の一層の向上に取り組む週間です。
今回のパトロールでは、全国スローガン『多様な仲間と 築く安全 未来の職場』の仲間をキーワードに、危険箇所があれば指摘・改善を行い、危険な行動を見かけた場合は互いに注意し合いながら、協力して安全な職場を築き上げることを現場にメッセージとして伝えました。
また、6月に実施した全国安全週間準備期間パトロールにおける指摘・指導事項の改善状況や、職員の労働時間管理、交通安全の取り組み状況、準備期間および本週間中の現場独自の取り組みに加え、6月1日より施行された熱中症対策の義務化に対する実施状況についても確認を行いました。
さらに、近年多発している台風・大雨・地震などの自然災害への備えや対応についても確認を行っております。
各現場ともこれから工事繁忙期を迎えますが、安全を最優先とした安全衛生管理と「先取り安全」の徹底を図り、安全衛生水準のさらなる向上に努めてまいります。

専務執行役員コンプライアンス推進室長 兼 安全管理担当 車 久司

 

第8回 親子防災教室のご案内

 

令和7年7月26日(土)9時より、よつ葉アリーナ十勝において弊社主催の「第8回 親子防災教室」を開催いたします。
弊社では、創始者の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、地域に貢献できる防災企業を目指し、様々な防災活動を実践しております。
今年度も、親子でPUSHコース体験(模擬AEDを使用した救急蘇生講習)やこどもお薬応援隊、身の回りのモノを使った応急手当など、家族で楽しみながら防災を学べる企画をご用意しています。
最近では、全国各地で地震が相次いで発生しており、防災への関心が高まっています。いざという時に備え、楽しみながら防災について学べるこの機会をぜひご活用ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日  時 令和7年7月26日(土曜日) 9:00~12:00
場  所 よつ葉アリーナ十勝 サブアリーナ(入場無料)
※今年度より会場が変更となっておりますのでご注意ください
内  容 ・親子でPUSHコース体験(模擬AEDを使用した救急蘇生講習)
・こどもお薬応援隊
・身の回りのモノを使った応急手当
・防災AR体験(こう水を感じてみよう!)
・ミニドローン操縦体験 ほか
お申込み 親子でPUSHコース体験(模擬AEDを使用した救急蘇生講習)は、模擬AEDの数に限りがございますので事前予約制とさせていただきます。
・予約受付開始:7月5日(土)10:00
・定    員:200名 ※応募多数の場合は抽選となります
・申  込  方  法:リーフレットの二次元コード、または下記URLよりお申込みください
▶事前予約はこちらから(クリックで予約サイトへ移動します)
そ の 他 ・ご参加いただいた方には、もしもの時に役立つ防災グッズ等のプレゼントあり!!
・駐車場につきましては、リーフレット裏面記載の場所をご利用ください。
▶リーフレットはこちらから


【予約などのお問い合わせ先】
宮坂建設工業株式会社
TEL 0155-23-9151(担当/青山・中井)

【昨年実施 第7回親子防災教室の様子】

 

弊社職員が全国建設業協会の令和7年度会長表彰を受賞しました。

令和7年6月27日(金)、帯広建設会館において「全国建設業協会 令和7年度会長表彰伝達式」が執り行われ、弊社からは、本社土木部シニアアドバイザーの中田利紀が会長表彰を受賞し、一般社団法人全国建設業協会会長 今井雅則様から表彰状をいただきました。
この表彰は、建設業において長年にわたり協会および所属企業の発展に尽力した功労者に対して贈られるもので、表彰規定第5条(55歳以上で会員企業の勤続25年以上)に基づき受賞いたしました。
受賞にあたり中田は、「今回の受賞は大変光栄で嬉しく思うとともに、周りの人の支えがあってこその受賞なので感謝しております。今までの経験を活かし、引き続き業務に励んでいきたい」と決意を新たにしております。

 

CSPI-EXPO2025 特別セミナーにおいて弊社職員が講演しました。

令和7年6月19日(水)、千葉県の幕張メッセで開催された「第7回国際建設・測量展(CSPI-EXPO2025)」において、弊社ICTソリューション 澤柳良輔課長が、日立建機株式会社様が担当する特別セミナーに講師として登壇いたしました。
CSPI-EXPOは、建設機械やICT建機、測量機器、資材、ソフトウェアなどが一堂に会する業界最大級の専門展示会であり、建設・測量分野における生産性向上や課題解決を目的に開催されております。
澤柳課長は「人財力と建設DXでつなぐ建設業の未来」と題し、約150名の来場者に向けて講演いたしました。弊社創始者の遺訓「世の為人の為につくせ」の紹介をはじめ、人財力研修や若手勉強会による人財育成、固定式カメラやGPS端末を活用した現場のDX推進・安全管理の強化事例などを紹介しました。併せて、24時間防災体制や地域住民参加型の防災訓練ほか、トドマツ約1万5,000本の植樹や水素を活用したジェットヒーターの開発など、環境負荷低減に向けた取り組みも紹介しました。
このような機会をいただきました日立建機㈱様に、心より感謝申し上げます。
今後も連携を深め、建設業のさらなる発展と地域社会への貢献に努めてまいります。

 

帯広財務事務所より感謝状をいただきました。

令和7年6月24日(火)、本社におきまして、帯広財務事務所所長 福﨑克彦様より経済調査協力に対する感謝状をいただきました。
帯広財務事務所では、十勝管内の経済情勢に関する調査を定期的に実施し、地域企業から得た情報を、経済財政政策の立案や、定期的に公表している「とかち経済情報」などに活用しております。
弊社は、平成30年よりこの調査に協力しており、建設業界の実情などの情報を継続的に提供してきたことが評価されました。
今後も地域経済の健全な発展に寄与するため、企業としての視点や現場の声を届けつつ、調査協力を継続してまいります。

 

令和7年度 安全対策会議を開催しました。

令和7年6月5日(木)、本社主催の「安全対策会議」を北海道ホテルにおいて、翌6日(金)には札幌支社主催の「安全対策会議」をホテルライフォート札幌においてそれぞれ開催いたしました。
これまでは「防災推進会議」として安全大会を開催しておりましたが、今年度は内容を見直し、防災に特化した「防災対策会議」と労働安全を推進する「安全対策会議」に分けて実施しました。
当日は、両会場に弊社および協力会社の役職員約200名が参加しました。
会議は物故者への黙祷から始まり、社長挨拶では「弊社は今年度を『挑戦』の年と位置づけており、その挑戦に向けて、技術力・現場力・施工力、そして協力会社の皆様との結集力が極めて重要である」と阿部浩之副社長が代読し、今年度の安全衛生目標『重大災害を事前察知し、休業災害ゼロを目指す』に基づき、「安全を最優先に、災害を未然に察知できる“先取り安全”の意識を持ち、すべての工事で無事故・無災害の完工に挑戦してほしい」と呼びかけました。
続いて、令和6年度において優れた施工実績と安全管理に努めた企業および職長の皆様に対し「安全優秀表彰」を行い、本社からは協力会社6社と職長6名、札幌支社からは協力会社2社と職長3名を表彰しました。
その後は、コンプライアンス関係、令和7年度安全衛生管理計画、令和7年度安全留意事項について各担当者より説明を行い、安全管理担当役員から、安全最優先の姿勢を継続することの重要性についてあらためて呼びかけました。
参加者全員が「休業災害ゼロ」を目指すべく安全意識を新たにし、令和7年度の安全対策会議は両会場とも盛会のうちに終了いたしました。
今後も、社員一同および協力会社の皆様と力を合わせ、安全・安心な職場環境づくりに努めてまいります。

専務執行役員コンプライアンス推進室長 兼 安全管理担当 車 久司

 

第34回YOSAKOIソーラン祭り 劇団果実籠が「ジュニア大会 ジュニア大賞」を受賞しました。

令和7年6月4日(水)~6月8日(日)に開催された「第34回YOSAKOIソーラン祭り」には、道内外および海外から270チーム、約2万7千人が出場しました。
今大会には、第3回より弊社が協賛しております、札幌市中央区を拠点に活動する「劇団果実籠(フルーツバスケット)」と、中学3年生以下の団員で構成される「劇団果実籠jr」が出場いたしました。
劇団果実籠は、「札幌で生まれた祭りを応援し、自分たちの誇れる街づくりの一端を担いたい」という思いを込め、今年は「蒔まく」をテーマに演舞を披露しました。未成熟で悩み多い思春期の成長を未来への希望の種にたとえ、その種がやがて成長し花開く様子を、心弾む躍動感あふれる踊りで表現し、未来へつながる希望を届けました。
審査の結果、劇団果実籠jrが8年連続でジュニアファイナルに進出し、「ジュニア大会 ジュニア大賞」を受賞いたしました。
今回、劇団果実籠を応援し、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

 

令和7年度 全国安全週間準備期間および自然災害緊急対応強化月間がスタートしました。


全国安全週間 
7月1日 ~ 7月7日

準備期間 
6月1日 ~ 6月30日

全国スローガン
『多様な仲間と 築く安全 未来の職場』

弊社では、7月1日から始まる全国安全週間に向けた取り組みとして、6月の準備期間中に本社および札幌支社、東京支店所轄の各工事事務所において、安全パトロールによる現場総点検を実施いたします。
本年度の弊社安全衛生目標『重大災害を事前察知し、休業災害ゼロを目指す』を実現するため、パトロールでは日々の安全衛生管理や労働時間管理等の状況を確認・指導し、改善を図ります。これにより職員はもとより、現場に携わるすべての方々の安全第一の精神の高揚を図り、安全水準の一層の向上に努めます。
また、弊社では毎年役職員から安全標語を募集し、全役職員の安全衛生意識の高揚を図っておりますが、今年度の標語は下記のとおり決定しました。

【令和7年度 社内安全標語】
一、「また今度」 そのひとことが 命取り 今日の確認 未来をつなぐ
一、怖いのは慣れと油断と思い込み 初心に戻って安全確認 皆で実行無災害

自然災害緊急対策強化月間
6月1日 ~ 9月30日

弊社では、常日頃から創始者の遺訓『世の為人の為につくせ』を基本理念として、地域の皆様に奉仕すべくさまざまな企業活動を展開しております。
特に6月1日から9月30日までの4か月間は「自然災害緊急対応強化月間」として、自然災害に備えた資機材などの準備や緊急時出動体制の整備を進め、災害発生時の緊急対応に備えております。今年も7月26日(土)に第8回親子防災教室を、9月10日(水)には第33回目となる災害発生を想定した地域住民参加による地域防災訓練を実施し、体験を通して防災意識のさらなる向上と迅速な対応力の強化を図ることで、災害時の緊急対応に備えます。
また、弊社では毎年役職員から自然災害標語を募集し、全役職員の防災意識と志気の高揚を図っておりますが、今年度の標語については下記のとおり決定しました。

【令和7年度 自然災害社内標語】
一、日々準備 意識が変える 地域の未来 備えて守る 自然の驚異
一、防災は未来への投資 今日の備えが明日を救う

 

建設業無災害表彰を受賞しました。

令和7年5月27日(火)、帯広労働基準監督署において「建設事業無災害表彰」の伝達式が執り行われ、同署長 鍋岡順子様より3現場の工事担当職員へ表彰状が伝達されました。
この表彰は、労働者災害補償保険の保険料額が160万円以上であり、かつ全工期を通じて業務上の災害が発生しなかった事業場に対して授与されるものです。
今回表彰された3現場では、ICT技術を活用して施工効率の向上に取り組むとともに安全性を向上させたほか、所長を中心に現場内のコミュニケーションを充実させ、作業者間の意思疎通を徹底するなど、労働安全の重要性を深く認識し、無災害での工事完了を達成した点が高く評価されました。
今回の受賞にあたり、各工事に携わられた関係協力会社の皆様のご協力に深く感謝申し上げます。今後も安全水準のさらなる向上を図り、より一層安全第一の取り組みを継続してまいります。

専務執行役員コンプライアンス推進室長 兼 安全管理担当 車 久司

工 事 名 現場代理人
【帯広労働基準監督署受賞分】
株式会社オカモトホールディングス本社新築工事 武田 裕司
芽室川西地区 北かわにしファームポンド外一連工事 須田 隆志
北海道スペースポート整備事業に係る工事のうち、LC-1射場・滑走路延伸土木工事
(清水・宮坂建設共同企業体)
根府 峰晴
(清水建設)

 

 

弊社職員が北海道建設業協会の2025年度会長表彰を受賞しました。

令和7年5月21日(水)、札幌ガーデンパレスにおいて「北海道建設業協会 2025年度表彰式」が執り行われ、弊社からは、本社購買部長 兼 安全管理担当の堂前哲史部長が会長表彰を受賞し、同協会会長 岩田圭剛様より表彰状をいただきました。
この表彰は、建設業において長年にわたり協会および所属企業の発展に尽力した功労者に対して贈られるもので、表彰規定第8条(50歳以上で会員企業の勤続25年以上)に基づき受賞いたしました。
受賞にあたり堂前部長は、「今回の受賞は大変名誉なことで、これまでの経験を活かし、今後も現場支援と人財育成に努め、業界や会社の発展に貢献していきたい」と決意を新たにしております。

 

帯廣神社および十勝護國神社の清掃奉仕活動を実施しました。

令和7年5月10日(土)、帯廣神社および十勝護國神社において清掃奉仕活動を実施いたしました。
弊社は、創始者の遺訓である「世の為人の為につくせ」の精神のもと、地域への恩返しの思いから、平成7年より帯廣神社および十勝護國神社の清掃奉仕活動を毎年実施しており、今年で29回目を迎えました。
当日は、登寿ホールディングスの役職員400名が参加し、神社の参道や境内、手水舎の清掃、石畳の洗浄などを協力して行い、倒木や枯れ枝・落ち葉2.5tを収集しました。
清掃終了後には安全祈願を執り行い、今年1年の無事故・無災害を祈願いたしました。
その後、ホテル日航ノースランド帯広に会場を移し、「令和7年 登寿ホールディングス入魂式」を開催いたしました。
入魂式は、登寿ホールディングス代表宮坂社長の挨拶に続き、堰八相談役による乾杯の音頭で歓談が始まりました。その後、グループ各社の新入社員16名の自己紹介やお楽しみ抽選会などの催し物で会場は大いに盛り上がり、社員間の交流や登寿ホールディングスグループ全体の結束力が一層高まる会となりました。

常務執行役員 総務部長 武山 純

 

令和7年度 防災対策会議を開催しました。

令和7年4月18日(金)、北海道ホテルにおいて、本社主催の「防災対策会議」を開催いたしました。
これまでは安全大会として防災推進会議を開催しておりましたが、今年度からは近年増加傾向にある自然災害への対応力を一層高めるべく、防災に特化した「防災対策会議」と労働安全を推進するための「安全対策会議」に分けて取り組むことといたしました。
当日は、弊社および協力会社の役職員80名が参加し、参加者全員で物故者への黙祷を捧げた後、社長より「巨大地震などの自然災害はすぐそこにある危機。建設業は自然と向かい合わせだからこそ、災害発生時の対応など知見を深めてほしい」との挨拶がありました。
その後の特別講演では、前 札幌市危機管理監で、現在は札幌市立大学事務局長を務めておられる櫻井英文氏を講師にお招きし、「建設業としての防災意識」と題してご講演いただきました。
櫻井氏は、自身の災害対応経験をもとに、建設業に求められる初動対応や地域との連携の重要性について解説され、「災害時に建設業が果たす役割は極めて大きいが、担い手不足が続いている。今後はその役割を社会に広く発信し、建設業界を将来にわたって持続的なものとすることが不可欠である」と語られました。
また、4月21日(月)には京王プラザホテル札幌において、本社と同様に櫻井氏をお招きして、札幌支社主催の「防災対策会議」を弊社および協力会社の役職員60名で開催いたしました。
弊社といたしましては、今後も関係機関・団体との連携を一層強化し、災害発生時に迅速かつ的確な対応が図れるよう平素から防災訓練や研修等に継続して取り組んでまいります。

専務執行役員コンプライアンス推進室長 兼 安全管理担当  車 久司

 

令和7年度 入社式を執り行いました。

令和7年4月1日(火)、帯広市の北海道ホテルにおいて、令和7年度入社式を執り行いました。
社会人として新たな一歩を踏み出した新入社員12名を、役職員80名が温かく迎えました。
式では、黙祷を捧げ、創始者の遺訓を唱和した後、社長より新入社員一人ひとりに辞令が手渡されました。新入社員の自己紹介では、「全力で学びながら仕事をしたい」「会社にとって必要不可欠な存在になれるよう努力したい」などと、一人ひとりが緊張した表情を浮かべながらも力強く決意を述べました。
社長訓示では、新入社員に対して「失敗は成功のもと。恐れずにどんどん挑戦してほしい」とエールを送りました。
その後、社長賞や労働安全優秀賞、資格取得者らに対する表彰も執り行い、社長より受賞者一人ひとりに表彰状を手渡されました。
新入社員は、翌日より約1か月にわたり、三越伊勢丹ヒューマンソリューションズ・小宮コンサルタンツによる新入社員研修および社内研修を受けた後、各部門に配属となります。

常務執行役員総務部長 武山 純