「十勝版デュアルシステム」の実証事業における企業実習生の受け入れについて

十勝教育局及び十勝総合振興局が主催する企業実習制度「十勝版デュアルシステム」の実証事業における企業実習生を2名受け入れました。
同制度は十勝管内の公立高校において、学校での座学と企業などでの実習を組み合わせたもので、10日間程度のまとまった期間の実習を行うことで、実践的な知識・技能の習得や生徒の職業観を醸成し、十勝の将来を担う人材を育成する取り組みです。
今回は冬休み期間を利用し、同制度の初めてとなる実証事業に賛同し、実習生2名(帯広工業高等学校2年生1名、池田高等学校2年生1名)を受け入れることとなり、3日間の企業実習を行いました。
実習1日目には社内からのWEBカメラで工事現場をリアルタイムで確認できる様子などでICT技術の実例を示し、ドローン測量や3次元図面による設計、建機の自動化など、先端的に取り組む建設現場の現状を伝えました。
2日目、3日目にはそれぞれ土木現場、建築現場の工事現場において工事概要の説明やICTの活用状況について学んでいただきました。
この制度は令和5年度より管内全ての公立高校での実施を目指しており、将来多くの学生が地元十勝へ就労し、活躍することを期待しております。